三重県は北中部の伊勢湾側と、南部の熊野灘側で降水量が大きく異なります。北中部は冬に乾燥しやすく、南部は黒潮と紀伊山地の影響で多雨になりやすい地域です。
鈴鹿山脈、布引山地、紀伊山地、大台ヶ原周辺に広い森林があります。伊勢平野の周辺には里山が多く、南部にはスギ・ヒノキ人工林と照葉樹林が混在し、急な谷地形も目立ちます。
北中部では冬から春、南部では少雨が続く春先に警戒が必要です。伊勢湾側で北西風が吹く日には、丘陵地や林縁部の落葉が乾きやすく、火が斜面へ移る条件になります。
鈴鹿山麓、伊賀盆地、伊勢志摩の丘陵地では、農地周辺の火入れや観光・レジャー時の火気に注意が必要です。南部は多雨ですが、乾いた日が続くと急峻な山地で延焼が問題になります。
「山火事 乾燥チェッカー」は、林野火災注意報・警報の発令判断に関わる気象条件——降水量、乾燥注意報、強風注意報——を、気象庁の公開データから都道府県・観測点ごとに取りまとめて一覧表示するサイトです。
近年、日本各地で大規模な林野火災のニュースが報じられる機会が増えています。林野火災の発生・延焼には「乾燥」「少雨」「強風」といった気象条件が深く関わっており、これらの状態を地域別に把握することで、火の取り扱いに対する意識を高めることができます。
47都道府県をタイル状に並べた全国マップで一目でリスク傾向を把握できるほか、都道府県をクリックすると市区町村ごと・観測点ごとの詳細な降水量データもご覧いただけます。キャンプや焚き火、野外イベントの計画時、また日常的な防災情報の確認手段としてご活用ください。
なお、本サイトは注意報・警報の発令そのものを表示するサイトではありません。発令状況や火気使用の可否は、管轄の自治体・消防本部の公式情報をご確認ください。
トップページに表示される日本地図風のタイルマップでは、47都道府県それぞれが色分けされています。赤=高リスク、橙=中リスク、緑=低リスク、灰色=データなし、です。色を見るだけで、現在どの地域で乾燥傾向が強いかをひと目で把握できます。
気になる都道府県のタイルをクリックするか、画面上部のセレクトボックスから選択すると、その県の詳細ページへ移動します。詳細ページでは、市区町村ごとの観測点の状況(前3日降水量、前30日降水量、リスク判定)と、乾燥注意報・強風注意報の発令状況がまとめて確認できます。
当サイトでは、林野火災の発生メカニズムや乾燥注意報・強風注意報の意味、火災予防の方法などをまとめた解説記事も公開しています。リスク判定の意味をより深く理解したい方はぜひご一読ください。
林野火災注意報・林野火災警報は、林野火災が発生しやすい気象条件のときに市町村長が火災予防条例に基づいて発令する制度です。発令中は屋外での火気使用(たき火、花火、野焼きなど)が制限または禁止されます。
過去3日間の降水量が1mm以下、かつ過去30日間の降水量が30mm以下、または乾燥注意報が発表中の状態です。発令中は山林・原野付近での火の使用に十分な注意が求められます(努力義務)。
注意報の条件に加え、強風注意報が発表されている状態です。警報の発令中は屋外での火気使用が条例により禁止され、違反した場合は罰則(30万円以下の罰金または拘留)の対象となります。
本サイトでは、上記の発令基準に関わる気象条件——直近3日間・30日間の降水量、乾燥注意報の有無、強風注意報の有無——を気象庁の公開データから取得し、都道府県・観測点ごとに一覧で表示しています。
「自分の地域で注意報や警報が出てもおかしくない気象状況なのか」を把握する参考情報としてお使いください。なお、発令基準は自治体ごとに異なるため、本サイトの表示が実際の発令と一致するとは限りません。
本サイトでは、観測点ごとの降水量と各種注意報を組み合わせて、以下の3段階+「データなし」でリスクを判定しています。
直近3日間の降水量が1mmを超えている、または30日間の積算降水量が30mmを超えており、かつ乾燥注意報も発令されていない状態です。地表や植生に十分な水分があり、火災が発生・延焼するリスクは比較的低いと判断されます。
直近3日間の降水量が1mm以下で、かつ「30日間の積算降水量が30mm以下」または「乾燥注意報が発令中」の状態です。空気と地表が乾いており、わずかな火種でも着火・延焼する可能性が高まる状況を示します。
中リスクの条件に加えて、強風注意報も発令されている状態です。乾燥した状態で強風が吹くと、一度発生した火災は風に乗って急速に延焼するため、最も警戒が必要なレベルとなります。野外での火気使用は避けるべき気象条件です。
観測点からのデータが取得できていない状態です。気象庁側のシステム障害、観測点の保守、欠測などが考えられます。時間をおいて再度ご確認ください。
判定ロジックの詳細は判定ロジックの解説ページでご確認いただけます。
本サイトで使用している気象データは、すべて気象庁が一般公開している以下の情報源から取得しています。
これらのデータを最大30分間キャッシュ(一時保存)した上で、独自のロジックで集計・判定しています。データの取得元や加工方法の詳細は判定ロジックのページに記載しています。
「高リスク」と表示されたら火の使用を完全に控えるべきか、データはどのくらいの頻度で更新されるのか、など、本サイトに関するよくあるご質問はFAQページにまとめています。