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強風注意報とは

強風注意報の定義

強風注意報は、気象庁が発表する16種類の注意報のひとつで、強い風によって災害が発生するおそれがあると予想されるときに発表されます。屋外の構造物への被害、飛来物による事故、交通への影響など、風がもたらすさまざまな危険に対して注意を促すものです。

なお、さらに強い風が予想され、重大な災害が発生するおそれがあるときには、「暴風警報」が発表されます。強風注意報はそれよりも一段軽い段階の注意喚起にあたりますが、それでも十分な警戒が必要です。

発表基準の仕組み

強風注意報の発表基準は、地域の地形や過去の被害実績をもとに、各気象台が都道府県の防災機関と協議して定めています。そのため、全国一律の数値ではなく、地域によって基準が異なります。

一般的な目安としては、平均風速がおおむね10m/s以上になると予想される場合に発表されることが多いとされています。ただし、海沿いの地域や山間部など、風の影響を受けやすい場所では、基準が異なることがあります。

お住まいの地域の具体的な発表基準は、気象庁の「警報・注意報発表基準一覧表」で都道府県ごとに確認できます。

風の強さと影響の目安

気象庁では風の強さを段階的に分類しています。以下は平均風速ごとの状況の目安です。

分類平均風速屋外での影響
やや強い風10~15m/s風に向かって歩きにくい。傘がさせない。樹木全体が揺れる。
強い風15~20m/s風に向かって歩けない。転倒する人も出る。看板やトタン板が外れ始める。
非常に強い風20~30m/s立っていられない。屋外での行動は極めて危険。飛来物による負傷のおそれ。

なお、瞬間風速は平均風速の1.5~3倍程度になることがあります。平均風速10m/sでも、瞬間的には20m/s近い突風が吹く可能性があるため、注意が必要です。

強風と林野火災の関係

強風は林野火災(山火事)と密接な関係があります。風が強いと、以下のような理由で火災の危険性が大きく高まります。

強風注意報が出たら

強風注意報が発表されているときは、以下の点に注意しましょう。

当サイトでの活用

「山火事 乾燥チェッカー」では、強風注意報の発令状況をリスク判定に組み込んでいます。乾燥した気象条件(降水量不足かつ乾燥注意報)に加えて強風注意報が発令されている場合、その地域は最も高い「高リスク」と判定されます。

出典・参考:

気象庁「気象警報・注意報の種類」(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/bosai/warning_kind.html

気象庁「警報・注意報発表基準一覧表」(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kijun/index.html

気象庁「風の強さと吹き方」(https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kazehyo.pdf

最終更新日: 2026年3月24日