奈良県の林野火災リスク日数(注意レベル以上)は、2016〜2025年の平均で年間44.4日(うち高リスク0.2日)。全国25位で、中位グループに位置する。奈良県は奈良盆地と紀伊山地側で降水条件が違い、盆地側の冬の少雨が主な特徴になる。
月別では4月(8.7日)、3月(8.1日)、1月(5.5日)の順に多く、春(3〜5月)の比重が高い。雪や冬の降水が一段落した後、まとまった雨が入る前の時期に乾きやすさが出ている。一方で7月・9月・10月はほぼ出ておらず、雨の入りやすい時期は明確に底になる。
年別推移(2016年:25.5日、2017年:50.2日、2018年:47.3日、2019年:34.5日、2020年:60日、2021年:43.1日、2022年:62.9日、2023年:38日、2024年:32.9日、2025年:50.5日)では、2016年から2022年にかけて値が伸びている。特に2022年は62.9日で、集計期間内では乾燥条件が目立つ年だった。
地点別では上位が田原本(58.3日/年)、奈良(56.8日/年)、葛城(47.6日/年)、下位が天川(30.5日/年)、上北山(39.3日/年)、風屋(39.9日/年)。最多地点と最少地点の差は27.8日/年あり、県平均だけでは見落としやすい局地差が大きい。
データ: 気象庁 過去の気象データ(AMeDAS 日別降水量)+ 気象庁防災情報XML 2016〜2025年
中リスク: 前3日降水≤1mm かつ(前30日降水≤30mm or 乾燥注意報)。高リスク: さらに強風注意報。
集計更新: 2026年5月